【アルコール分】17-17.9 【日本酒度】- 【酸度】-
【使用米】五百万石(京都府、兵庫県)100% 【精米歩合】60%
(スペックは予定値や目標値・昨年実績値の場合があります。スペックやラベルデザイン・肩貼りなどが予告なく変更となる場合がございます)
「福袋」という新年にぴったりなネーミングを与えられた玉川年度最初の純米吟醸は、ドキドキ・ワクワク。毎年開けてみてのお楽しみ!!
★6月~9月の間、クール便の御指定【必須】でお願いいたします!
冬季は外気温が低いためご不在がちでなければ普通便、到着後冷蔵庫保管でも大丈夫かと存じますが、
他の月でも、できましたらクール便のご指定をお願いいたします。
※「クール便」ご指定の無い場合は普通便出荷となります。到着後は出来ましたら冷蔵庫で保存してください。
【季節の玉川/新酒】
「福袋」という新年にぴったりなネーミングを与えられた玉川年度最初の純米吟醸は、毎年開けてみてのお楽しみ!!
その年の米の出来や天候といった自然条件が酒造りにも出来上がるお酒にも良くも悪くも大きな影響を与えます。ですので、その年の最初に出来上がるお酒はどのような出来になるのか?
実は長年酒造りを経験した杜氏や蔵人でさえも、実際にしぼってみないとわからないことがたくさんあります。なので、どの年も一からの心がまえで臨むのが酒造りの仕事。ベテランの杜氏でさえ「毎年一年生」と言う所以です。新酒があがるまで、造り手は緊張感でドキドキし、飲み手は「今年はどんな酒が」の期待感でドキドキするものです。
新入生が入学式を迎えるがごとく毎年しぼりたてのお酒にドキドキ・ワクワクなのです。そのドキドキ感を「開けてみてのお楽しみ」の思いをこめて「福袋」と名づけました。
福袋はその年最初の純米吟醸を化粧なしでそのまま詰めた、切れ味のいい辛口生原酒。新酒があがる時期の年末年始にふさわしい縁起の良いネーミングは、めでたい席に華を添えてくれます。
ちなみに杜氏からは「今年醪は元気いっぱい。ブレーキかけっぱなしの傾向」という声。これは飲み手としてはドキドキはブレーキどころかアクセル全開!ぐいぐい期待感が加速してしまいますよネ(笑)
【杜氏 フィリップ・ハーパーについて】
現在の木下酒造様の酒造り、玉川の銘柄を語るとき、杜氏フィリップ・ハーパーについて語らなければなりません。
イギリス出身、オックスフォード大学を卒業し、日本の外国語青年招致事業 (JET) によって英語を教えていましたが、日本酒と出会い、梅乃宿酒造で10年働き、2001年に南部杜氏協会の資格試験を受けて合格し、日本酒醸造の監督者である「杜氏」の称号を得ました(杜氏になった最初の外国人かつ当時唯一)。その後、梅乃宿酒造から大門酒造や他の蔵元を経て2008年、木下酒造の杜氏となりました。
そして11代目当主の木下善人社長から、地元で支持されてきた普通酒と大吟醸の味を踏襲する以外については全面的に任され、即座に醸造用乳酸を使用しない「生もと」造り、蔵付きの天然酵母のみを用いる「自然仕込山廃」に着手。これらのお酒に加え「Icebraker」や「TimeMachine」など、氏の長い酒造りの経験と個性が存分に発揮されたのが玉川という日本酒なのです。
なお、ハーパー杜氏ならびに木下酒造はドキュメンタリー映画「
カンパイ、世界が愛した日本酒(2015)」で大きく取り上げられています。
(ウィキペディア抜粋・参照)