【アルコール分】18-20.9 【日本酒度】- 【酸度】-
【使用米】雄町(岡山県) 100% 【精米歩合】66%
(商品画像の肩貼りのBY(酒造年度)は現行商品と一致しない場合がございます。また、スペックは予定値や目標値・昨年実績値の場合があり、ラベルデザイン・肩貼りなども予告なく変更となる場合がございます)
※生酒ですが、玉川はたくましく“変化を楽しむ”酒ですので、蔵元様でも常温管理、常温熟成を中心としていますので、敢えてクール便をご指定いただかなくてもよろしいかと存じますが、ご希望ございましたらクール便をご指定下さい。
【季節の玉川/素顔の玉川いろいろ】
玉川は商品の多くが寝かせてからの熟成酒がレギュラーのラインナップとなりますが、新酒から熟成酒に姿を変えていくプロセスも日本酒の大きな魅力。 このシリーズでは、玉川の各商品を生まれたままの姿、搾ったままの無ろ過生原酒でお届けします。なかにはレギュラー商品として存在しないレアものも。
年に一度だけ仕込む商品もあれば、同じタイプで複数の仕込をして、「仕込み別バージョン」として数回登場する商品もあります。
なお、同じ酒を、異なる温度の環境で保管すると、まったく違う味わいの酒を育てることができます(ご自宅で遊びたい方は冷蔵庫に1本、押入れに1本で“マイ熟成”を楽しめます)。
酵母無添加もとから生まれた、酸とアミノ酸が豊富な純米酒。但馬産北錦で仕込むメインバージョンとは玄米品種が異なる限定品。 このシリーズはいずれも酸とアミノ酸が豊富で、深いコクと旨みのある味わいが特徴です。甘めの仕上げで、雄町米特有の旨味の中に甘味・酸味が濃厚に詰まった、強烈な個性の逸品。
【自然仕込とは】
「自然仕込」は、木下酒造の酵母無添加の「生もと」系(生もとと山廃)の酒。現代の蔵人はふんどし姿で働くわけではありませんが、酒を生み出す微生物たちの動きは、江戸時代の酒蔵に見られたものと同じです。米、麹と水だけから酒が生まれてくるプロセスは実に神秘的です。
【杜氏 フィリップ・ハーパーについて】
現在の木下酒造様の酒造り、玉川の銘柄を語るとき、杜氏フィリップ・ハーパーについて語らなければなりません。
イギリス出身、オックスフォード大学を卒業し、日本の外国語青年招致事業 (JET) によって英語を教えていましたが、日本酒と出会い、梅乃宿酒造で10年働き、2001年に南部杜氏協会の資格試験を受けて合格し、日本酒醸造の監督者である「杜氏」の称号を得ました(杜氏になった最初の外国人かつ当時唯一)。その後、梅乃宿酒造から大門酒造や他の蔵元を経て2008年、木下酒造の杜氏となりました。
そして11代目当主の木下善人社長から、地元で支持されてきた普通酒と大吟醸の味を踏襲する以外については全面的に任され、即座に醸造用乳酸を使用しない「生もと」造り、蔵付きの天然酵母のみを用いる「自然仕込山廃」に着手。これらのお酒に加え「Icebraker」や「TimeMachine」など、氏の長い酒造りの経験と個性が存分に発揮されたのが玉川という日本酒なのです。
なお、ハーパー杜氏ならびに木下酒造はドキュメンタリー映画「
カンパイ、世界が恋する日本酒(2015)」で大きく取り上げられています。
(ウィキペディア抜粋・参照)