幻シャルドネ ロス カーネロス 2017 【白】 750ml

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幻シャルドネ ロス カーネロス 2017 【白】 750ml
商品コード: 408604N
販売価格: ¥9,900 (税込)
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商品について

ワイン産地
アメリカカリフォルニア
ワイン種類(色・発泡など)
白ワイン
ワイン価格帯
5,000円〜9,999円
ワイナリー
Rebecca & Tomohiro Kisaichi
保存方法
冷暗所にて保存してください。
ワイン・メーカー:Rebecca & Tomohiro Kisaichi アペレーション:ロス・カーネロス カティングワーフ ヴィンヤード 収穫日:2013年9月28日 BRIX:23.8度 樽:フレンチ・オーク新樽20%   熟成:9ヶ月  アルコール:14.6%  総ケース数: 175ケース(12本入)
■「幻シャルドネ 2017」 リリース。
これは良いです!
~地元で名声を博す最高のシャルドネを使用~
≪私市友宏(キサイチトモヒロ)氏と妻のレベッカさんが造るまぼろしのワイン≫


★ご使用はお客様のご判断にお任せいたしますが、できましたら6月~9月の間、クール便の御指定【必須】でお願いいたします!

ワイン・メーカーのコメント:サンフランシスコとオークランドに挟まれたサンパブ
ロベイに、カティングワーフという小さな波止場がある。その近くに、カティング
ワーフの名を戴いた、シャルドネヴィンヤードがある。1978年からJACOB ファミリー
が所有し、収穫されたシャルドネは、毎年ナパの有名ワイナリーに収められている。

このヴィンヤードは海からわずか1KMのところにあり、海風、霧の影響のため1年を通
じて涼しく、ブルゴーニュ系の葡萄を栽培するのには最適だ。葡萄の熟成期間は長
く、毎年素晴らしいシャルドネが収穫される。

2013年は17エーカーの畑の中でも5つの最もよい果実の畝をセレクト、この冷涼な地
区ではゆっくりと長い期間をかけて生育することが出来た。そのため果実はしっかり
と完熟した。21013年は理想的なブドウが収穫出来た年となった。

手摘みで丁寧に収穫された香り高い葡萄は早朝にワイナリーに届いた。できるだけや
さしく、エグ味を出さないために房ごとブドウの粒をプレスする。ステンレス鋼のタ
ンクで休ませた後、フレンチ・オーク樽に移されたジュースは、野生酵母にて発酵が
始まる。発酵が終わった後も手作業でかき回し、クリーミーで凝縮した果実味を出す
ように心掛けた。カーネロスの冷涼な気候で育ったこのシャルドネは、100%マロ
ラクティック発酵、香り高い果実の持ち味を保ちつつ、きれいな酸があるワインと
なった。

ライム、ネクタリンを思わせる香りが漂う。濡れた小石のようなニュアンスも感じら
れる。口に含むとしっかりとした酸があり、アジアンペア、アーモンドをつぶしたお
菓子のマジパンやスターアニスの味わい。2013年は前年同様、ブドウにとって理想的
な天候に恵まれた素晴らしい年ならではの豊かな果実味と抜群のミネラル感が楽しめ
る味わいのシャルドネとなった。よくバランスの取れた美しい余韻が長くどこまでも
続く完璧なシャルドネだ。

【ご参考までに】


『東京カレンダー』2008年11月号P198~201に俳優の大沢たかおさんが「幻メルロー」「幻ピノ」「幻カベルネ」「幻シャルドネ」を醸しているカリフォルニアの私市さんを訪ねるという特集記事「芳醇なるワインの里へ」にその様子が克明に書かれております。

また11/26スポーツ報知において元巨人軍/元パイレーツの桑田真澄投手がこの幻ワインのファンであることが報じられております。


【幻のワイン】
カリフォルニアでワイン作りに情熱を傾ける一人の日本人がいます。私市友宏(きさいちともひろ)氏である。妻レベッカさんと共に自分達のワイン「幻メルロー」を1999年に初めてリリースしました。この二人が手がけた初ヴィンテージ、ここまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。

私市氏は大阪府交野市生まれ。家業が酒類販売だったこともあり青年期からさまざまなお酒に慣れ親しんでいました。お店に並ぶ国内外のワインを体験し続ける中で、「アッっ、これは!!」という素晴らしい出会が彼に訪れました。そのワインの名は“ラ・ターシュ”。出会ってしまってからというもの、自分の中でワインを造ってみたい、みようとの思いがつのり、お店の主人としての地位を捨て、自分自身のワインを造ろうと決心。その年である1991年に、素敵な米国人女性の奥様、レベッカさんと3歳になる詠美ちゃんを連れ立って、私市氏は半ば勘当同然でワイン造りの修行へと、フランス、ブルゴーニュへ旅だったのです。

彼の現在ある類まれなる非凡さのエネルギーはこの出発が原点です。1月からジュブレイ・シャンベルタンのドメーヌ・アルマン・ルソーで1年間働くことになりました。しかし、そこで待ち受けていたのは期待とはかけ離れた、過酷な肉体労働でした。有名ワイナリーでの仕事は、ぶどうの木の剪定から房の摘み取り等、ありとあらゆる力仕事からなり、「ワインを造る」事からはかけ離れた単純作業でした。(もっともこの経験が現在の仕事の根幹をも担っているのはまぎれもない事実です。)求人広告を頼りに他のワイナリーを回ってはみたものの環境はそう変わりそうにもありませんでした。個人的に親切な人もいて、友人も出来たのですが、フランス語が苦手な妻のことも考え、新天地を一路カリフォルニアに求めることにしました。

二人は1年間のフランスでの経験を通して、フランスワインの出来上がってしまった“型”を実感し、自己実現の可能性はカリフォルニアにあると考えたのです。カリフォルニアの澄んだ青い空の下、肉体労働者としてではなく、セラー・ワーカーとしての道を歩み始めました。友宏氏はストーンストリート・ワイナリーのセラーワーカーから始め、現在はミシェル・シュランバージェ・ワイナリーでエノロジストをしています。レベッカさんは、サイモン・レヴィ・セラーズにてワインメーカー(醸造責任者)として活躍しています。また2人でソノマのロシアン・リヴァ・ヴァレーに念願のピノノワール畑を購入、敷地内に新居を構え自分たちの畑から取れたピノノワール造りに力を注いでいます。

【名前の由来と今後】
フランスに行くことを決心したとき、知人に「夢か、『まぼろし』みたいな話」と言われたそうです。それがずっと心の片隅に残っていて、二人のワインは「まぼろし」だったかもしれないワインという事で、「まぼろしワイン」と名付けられました。ぶどうを購入し造り始めた「メルロー」そして、「カベルネソーヴィニョン」、そしてぶどうから育てていきたいと願っていた二人は21世紀、念願の自分たちのヴィンヤードをソノマのセバストポールに購入。ピノ・ノワールが植えられた畑と共に夢に向かって着実に一歩一歩前進してきました。

彼らの夢の担い手となった、メルローとカベルネ、そして現在においてそれらが集約された、2006年ヴィンテージのピノノアールは、今日までのマボロシのようなお話しを語り、今後のマボロシのような夢を見させてくれることでしょう。

【ラベルの意味】
ラベルの絵はシャガールっぽい感じ。私市氏自身シャガールが大好きとのこと。ラベルに登場する鳥(イーグル)は「スクリーミング・イーグル」、羊(ムートン)は「シャトー・ムートン・ロートシルト」を意味しており、両者ともカリフォルニアとフランスを代表する名品。もわっとした「まぼろし」をその「スクリーミング・イーグルと「シャトー・ムートン・ロートシルト」が追いかけているという設定なのである。

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