秀鳳 本醸造 概念(火入)720ml
商品コード: 121128S
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商品について
- 製造者
- 有限会社秀鳳酒造場
- 生産地
- 山形県山形市
- 日本酒特定名称
- 本醸造
- 日本酒取扱銘柄
- 秀鳳(秀鳳酒造場・山形)
- 保存方法
- 冷暗所にて保存してください。
【アルコール分】15
【日本酒度】-30【酸度】1.9
【使用米】広島県産米 八反100%
【精米歩合】70%
秀鳳酒造場様が今年(2020年)試作、新たにリリースしたお酒がこの本醸造・概念です。
お酒に対しての”概念”が変わります。
1.8L850本・720ml2,000本
『原材料 米・米麹・醸造アルコール』というアルコール濃度で酵母のアルコール発酵の能力を制御する本醸造の造りで仕込んでいますが、本醸造と言えば、アルコール添加により端麗・辛口と言った「本醸造の概念」を従来皆さんが抱いているかと思います。その概念を吹き飛ばす今までにないジューシーな本醸造に仕上がりましたとのこと。
日本酒度なんと“マイナス“30、そして酸度も一般的な平均値より高めの1.9というスペック。どんなお酒に仕上がっているのか気になります。
どんなお酒に仕上がっているのか気になりますよね。
早速試飲!まずは常温で!
日本酒だと判って飲んでいるので、日本酒かなと思うのですが、いきなり「これ飲んでみて」
って言われて「それじゃ」って飲んでみると「ええっ!これって何?」「お酒?なの」
「えー日本酒!」って間違いなくそうなると思いました。
酒名の「概念」、まさにタイトル通りだと思います。
まさに「本醸造の概念」「固定観念」を打ち破るものだと思いました。
蔵元様がおっしゃるコメントの通りでまさにジューシー。
やさしい香りはものすごく上品です。
(昔ジューシィ・フルーツというロックバンドがあったのを思い出しました)
アルコールを感じさせないので何杯でもスルスルと飲めてしまうので、ヤバい。品の良い甘さで食前酒にピッタリかもしれません!
今晩はきりッと冷えたのを味わってまたコメントを書かせていただきます。
いったんここまでで。
なお、「今期は試作品のため数量を限定しますが、反応が良ければ来期以降数量を増やして定番商品化する予定(今回八反100%ですが、来期以降の使用米は変更となる場合があります)」とのこと。なので、美味しくて定番希望がございましたらぜひ、お声を聞かせてください。
【スタッフ原の感想】
ちょっと冷やして。-30のジューシーなお酒という前説はいただいておりましたが、精米70%・本醸造というスペックを忘れてしまうくらいのアイスワインのような上品な甘口で濃醇な味わい。いい意味でチャレンジが振り切れていてびっくりしました。
そして、本醸造(アル添)の「香味の調整」という概念も見事に活かされていて、ただ甘ったるく鈍重にさせず、フィニッシュを習字のはらいのような心地よく後ひくようにバランスよくまとめているのは蔵元様の造りの腕。見事だなあと思いました。
なお、辛口系の本醸造やしぼりたてを好み、スパークリングや甘口の日本酒が苦手なうちの飲兵衛も「この甘さはいやらしくない飲みやすい甘さだね」と評しておりました。
晩酌よりも夕涼みやオフの日のおやつにちょっと冷やして思い切ってわらびもちとか、みつ団子などの和菓子とかを受けにしても面白そう。あとかき氷のシロップにしてもいけるかしら。ペアリングの「概念」も打ち破っていろいろ試してみるのも面白いお酒だと思います。