雁木 純米大吟醸 「ゆうなぎ」720ml
商品コード: 101606S
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【アルコール分】16.5 【日本酒度】+3.5 【酸度】1.7
【使用米】山田錦 45% (麹米/掛米) 【使用酵母】山口酵母9H
ANAの国際線ファーストクラスに採用されました(2016年9月-2月)
飲む温度帯でそれぞれの味が楽しめる「新日本酒誕生」!
★究極は燗ざまし!めちゃくちゃ旨い!です★
瀬戸の夕凪を連想させることからサブネームを”ゆうなぎ”としたそうです。早速、家族で味見(試飲)をしました。他の雁木のアイテムに比べてより繊細なタイプです。
例のごとく、まずはかなり冷えた状態で一献。辛口で、スッキリしていながらも米の旨味がつまっているなと感じます。でも印象が薄く、いいかえればピンとこないボケた感じです。【冷やしすぎで飲むこと厳禁!ですゾ】
次にだんだんと温度が常温近くに上がってきたところで、一杯!「おお!うまいぞお!おおっ」冷たいときと全~然ちがうお酒だゾ。もう一杯。口の中で旨味がゆったりとまろやかにふわっんと広がってくる。そしてスーっと消える。うーん。上品!迎賓館!って感じ。「うまさ」がある温度から急に現れてきたのです。不思議です。
母(70代)と家内(40代)(詳しくは本人達の名誉のため伏せておきます)曰く、「これ、女の人が飲めちゃうお酒だよね。おいしー!」。って喜んでおりました。見当違いで、表現は悪いのですが、米の白ワイン?(そんなの飲んだことがないのですが)を連想してしまいました。ちょっと別格な気品を感じたのでした。ワンダフルです。イタリアンでもフレンチでもお肉にでも何でも合いそう!
さて、お待たせの「ぬる燗」で。”あったかい”と感じる位に温めてみました。【これは絶品!】辛さもほとんど感じず、酸が品よく出ており、海の幸には最高の相性ではないかと思います。中華も相性がいいと思います。
結論からしますと「冷たくして」「常温付近で」「温めて」「温めた後の燗さましで」等温度帯のよってこうもお酒の表情がかわるのか!?と驚いてしまうマルチタイプのお酒ですね。この”ゆうなぎ”ってお酒は。
【飲み頃のポイント=一番おいしい飲み方】
このお酒はぬる燗にして、少し温度が下がっていったとき、鼻の奥に抜けるすばらしい余韻をぜひとも体感して頂きたく存じます。なんと言っても「燗ざまし」が一番旨いという結論に私は達しました。ぜひ温めてそれからちょっと置いてから召し上がってみてください。
※まさに幸せを感じるおいしさです。
このお酒のおかげで晩ごはん=銘酒市川試飲会がメチャ盛り上がりました!気が付いたら4合瓶1本が空になっておりました。ほとんどを店主市川が飲んだのです。ああ、飲み出したら止まらないストップができない自分に・・反省。
【八百新酒造(株)小林久茂専務より】
市川祐一郎 様 感想を読ませていただきました。脱帽です。ここまで掘り下げていただいて幸せです。
実は雁木の純米大吟醸ヴァージョンを商品化することを前提に同一規格のものを2本仕込んでおりました。それぞれ イ、ロ、といたしますと、最初ピンときたのは立ち香が華やかだった(イ)のほうで、純米大吟醸として商品化するならこっちだなと単純に決めかけておりました。日を置いて試飲してみますと、今度は味わいの豊かさに優る(ロ)に軍配を上げたくなり、判らなくなってきました。
納得できる結論を見るまで、生の状態、火入後、とこれだけ蔵内みんなで繰り返し試飲した対象はありません。長い混迷を潜り抜けたおかげで雁木の“線”があるとしたらこうかな…というのが見えてきたように思います。
結局、選択したのは(ロ)のほうでした。それも自信をもって。(イ)の立ち香のインパクトは棄てがたかったのですが、ボディが痩せていて香りと味のアンバランスからくる後味の引っかかりみたいなものがだんだん気になってきました。(そういえばこうゆう酒ってよく出会います。)やはり、雁木は味がしっかりしてなくちゃ、のびやかさがなくっちゃ。味わえるってことが酒として大事なんだと改めて思い至ったのです。“ゆうなぎ”の繊細さは純米大吟醸ヴァージョンとしてわれわれが当初から求めた点ですが、のびやかさがあってしっかりした味は、やはり雁木です。
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